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【参考資料】BNPパリバ・カーディフ、新型コロナウイルス感染症への対応として3.2億ユーロ(約366億円)を拠出

BNPパリバ・カーディフは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けているお客さまを支援するため、3.2億ユーロを拠出することを決定しました。

2020年05月20日

2020年5月6日(フランス、パリ発)

BNPパリバ・カーディフは、ローン返済が困難な場合にその返済を支援する「ローンの保険」を世界33か国で提供しています。今回の新型コロナウイルス感染症の影響により、世界では多くのお客さまがローン返済に不安を抱えています。そのようなお客さまを支援するため、BNPパリバ・カーディフは、約款上の保障範囲を超えて、以下の対応を講じることを決定しました。

  • 世界各国のお客さまが必要としている支援策に2億ユーロ(約229億円※1)を拠出 (特別措置に充当する4,000万ユーロを含む)
  • 中小企業と医療分野を支援するための投資プログラムに1億ユーロ(約115億円)を拠出
  • 人道支援を目的とした寄付活動に2,000万ユーロ(約23億円)を拠出 (仏国連帯基金への1,600万ユーロの拠出を含む)

このように、未曽有の経済危機に直面する世界中のパートナーとお客さまを支援するため、BNPパリバ・カーディフは総額3.2億ユーロを拠出します。

具体的には、お客さまの手続きを簡便化するなどの特別対応を行っています(フランス、イタリア、ベルギー、英国)。また、この健康危機が及ぼす影響を緩和し、保険会社としての使命を果たすため、保障範囲を超えて支援を提供しています。同時に、中小企業や医療分野を支援するため、仏国政府主導のプログラムに1億ユーロを提供し、機関投資家としての責務を果たしています。さらに人道支援活動を強化し、連帯基金への1,600万ユーロを含む2,000万ユーロをさまざまな支援団体に寄付する予定です。

通常業務としての支援活動

BNPパリバ・カーディフは、今回の災禍によって収入減や経済不安に直面し、困難な状況にあるお客さまに対して保険を通じて支援しています。例えば、一時的に解雇されたお客さまには月々のクレジット返済を保障したり、新型コロナウイルス感染症に罹患して入院したお客さまに給付金をお支払いしています。

お客さまに寄り添うサービスの提供

さまざまな手続きを簡略化し、より多くのお客さまに保険をご活用いただけるよう、外出自粛中の保金険請求に必要な書類を減らし、迅速に保険金をお支払いできるよう対応しています。また、保険を検討しているお客さまが外出自粛中でも加入手続きが行えるよう、健康診断の簡素化を実施しています。例えばフランスでは、ローン保険の加入手続きや支払い請求は、医師による検診がなくても手続き可能としています。オンライン問診票に記入し、手元の健康診断書を提出するだけで手続きが完了します。さらに、医療サービスを利用しやすいよう、医療保険に加入しているお客さまには無料の遠隔医療サービスをご提案しています。このサービスでは、24時間年中無休で電話やビデオを通じて一般開業医や専門医の診察を受けることができます。

お客さまとパートナーを支援するための活動

個人のお客さまに対しては、パンデミックを支払条件から除外するという約款上の規定を適用しない特例措置を世界各国で実施しています。これにより、通常はパンデミックを支払いから除外している保険商品でも保険金の支払いが可能となります。他にも、お客さまが新型コロナウイルスで入院した場合の柔軟な支払条件の適用(イタリア、日本)や、保険料支払いが困難な場合でも保障期間を延長する等の特別対応を世界各国で実施しています(フランス、ベルギー、イタリア、英国)。さまざまな状況において約款を超える支援を提供することにより、BNPパリバ・カーディフは保険会社としての使命を果たすとともに、今回の災禍がお客さまに及ぼす影響の緩和に努めています。

人道支援を目的とした寄付活動

BNPパリバ・カーディフは、弱い立場にある人々や企業をサポートするための活動を世界各国で実施しています。

  • 機関投資家として、中小企業や医療分野を対象とする投資プログラムに1億ユーロを拠出。
  • 中小企業を支援するために仏国政府が設立した連帯基金に1,600万ユーロを拠出。これはBNPパリバ・グループが、病院や弱い立場にある人々への支援活動として拠出した5,000万ユーロの一部です。
  • BNPパリバ・グループの救援基金「Rescue & Recover Fund」への従業員の参画を推奨。医療従事者の支援に加え、健康危機の影響が深刻な地域に対して、食糧供給や衛生に関する啓蒙活動を行っています。
  • BNPパリバ・グループが全世界で推進する従業員ボランティアプログラム「1MillionHours2Help」の一環として、非営利団体が推進する遠隔支援の取り組みに従業員が参加。
  • BNPパリバ・カーディフとナンテール大学(パリ)が協力して、都市封鎖後に困難に直面している大学生を支援。ノートパソコン50台の寄付や、有給インターン制度が中断した学生を支援するため5万ユーロの基金を設立しました。

BNPパリバ・カーディフのCEOルノー・デュモラは次のように述べています。
「この未曾有の状況下で、BNPパリバ・カーディフはより多くの人々が保険を利用できるようサポートし、お客さまを支援するために、手続きの簡便化などの特例措置を講じています。また、今回の健康危機で深刻な影響を受けているお客さまを支えるサービスを提供し、困難に直面する企業や個人のお客さまへの支援活動を行っています。BNPパリバ・カーディフは、これからも従業員が一致団結してお客さまやパートナーの皆さまをサポートし、経済の回復を支援するために取り組んでまいります。」

BNPパリバ・カーディフは、従業員に対しても心のケアや身体的トレーニングなど、在宅勤務において仕事と健康を両立するためのノウハウを提供し、また未曽有な状況下でチームを支える管理職の従業員に対しても幅広いサポートを行っています。

※1:為替レートは2020年5月6日時点(1ユーロ=114.5円)

 

※ 全文はこちらからご覧いただけます。

※この資料は、2020年5月6日にフランス パリで発表されたニュースリリースの抄訳です。原文(英語版)はこちらからご覧いただけます。

 

<本件に関するお問合わせ先>

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